2008年1月10日木曜日

コープさっぽろ、年内室蘭出店へ 商工会議所などは反対

生活協同組合コープさっぽろ(札幌)は八日までに、室蘭市寿町に年内にも売り場面積約二千百平方メートルの店舗を出店する計画を固めた。年商は約十八億円を見込んでおり、一月中旬の理事会で決定する。一方、室蘭市や室蘭商工会議所などは出店に反対の姿勢で、コープさっぽろ本部を九日に訪れて再考を要請する。
 出店予定地は民有地で約一万平方メートル。食品や酒、薬などを販売。約二百台分の駐車場を設ける。現在、地権者や地元の卸業者との契約を進めている。一方、同商工会議所などは「市内の大型店は既に飽和状態。これ以上の出店は地域の商業者が疲弊する」として、反対を表明。用地が市の都市計画上の準工業地域に当たるため、市に昨年九月、商業地域以外への出店を規制する条例制定を求めた。市は「既に用地近隣には商業施設が多数立地しており、条例制定は難しいが、これ以上の出店は好ましくない」としている。

(北海道新聞より引用)

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