2007年12月20日木曜日

子育て楽しく スリング好評 服飾デザイナー神山さん作製 札幌

札幌市中央区の服飾デザイナー神山二美さん(39)が、出産の経験を生かして、日本でも普及し始めた欧米の抱っこひも「スリング」を作製している。十一月には個展を開き、「使いやすい」と母親たちの支持を得た。
 神山さんは一九九六年、オリジナルブランド「Fumi Factory」を立ち上げ、主に婦人服を製作してきた。二○○五年、長男の出産を機に子供服に手を広げ、オリジナルのスリングも製作するようになった。
 スリングは一枚の布で、赤ちゃんをくるむようにして抱っこする育児用具。生後二週間ほどの新生児から三歳ごろまで使え、従来の抱っこひもに比べて、サイズの調整がしやすいのが特長だ。日本には六年ほど前にアメリカから紹介された。
 神山さんのスリングは、綿や麻など自然素材の布を用い、見た目におしゃれな点も人気を集めている。価格は六千円から一万円ほどで、市内では中央区南二西二三の雑貨店「COUS COUS OVEN+HOPPERS」で取り扱っている。
 神山さんは「お母さんたちの子育てが少しでも楽しいものになるよう、お手伝いできたらと思います」と話し、来春には子供服の作り方をわかりやすく説明した本も出版する。
 問い合わせは、神山さん(電)511・6123へ。ホームページのアドレスはhttp://www.fumifactory.jp

(北海道新聞より引用)

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